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アンティーク調な店内、自家製のケーキやレストラン顔負けの料理!まるで小さなレストランのような一六珈琲店。

ゴールデンウィークがはじまりましたね。今年のGWの天気予報は晴れの日が続くそうで、ほっとしている方も多いんじゃないでしょうか。

そんな立川新聞編集部も「ほっ」とする出来事があったんです。

新聞記者志望の学生「みのりん」が立川新聞で記事を書いてくれる事になりました。

さてさてどんな取材をしてきたのか?

それではみのりんお願いしま―――す。

みのりん

はーい! 記者志望早稲田大学文学部3年のみのりんです。知り合いから立川新聞の事を聞いて、記者デビューする事になりました!まだまだ慣れないですがこれから月数回ほど取材記事を書いていきますので、よろしくお願いいたします。はじめての取材で緊張しましたが、「一六珈琲店」さんにお邪魔してきました。

アンティーク調な店内に並ぶのは、白いクロスのかかったテーブルといくつかのカウンター席。まるで小さなレストランのような店内に足を踏み入れると、暖かな笑顔で迎え入れてくれたのは、店主の田中誠一さん。

立川新聞にての初取材で緊張気味の私を、珈琲の柔らかな香りと田中さんの笑顔が包み込みます。

一六珈琲店を経営して早10年。独立する以前はパティシエとして喫茶店に勤務。ケーキ作りに勤しみながらも、徐々に珈琲の魅力に惹かれていきます。
そして27歳で独立。「一六珈琲店」という店名は平成16年に開業したことからつけられたものだそう。
自家焙煎の珈琲をおいしく飲んでもらうための商品開発にこだわり続けた10年間。
メニュー表に並ぶのは、オーガニック豆を使用した珈琲だけではなく、自家製のケーキやレストラン顔負けの料理。

すべては「お客さんに珈琲をおいしく飲んでもらうため」。

店内を見回すと、「オーダーメイドケーキご予約受付中」の貼り紙を見つけました。

まるでレストランのような店内で特別な日を迎えられたらどんなに素敵でしょう…♪
内装にこだわっている店内。特別な日を演出するオーダーメイドケーキの広報に力を入れていると思いきや…
「うちの店の看板は珈琲です。だから、ケーキの広告はそれほどしていません。まずは珈琲を飲んでもらって、珈琲が美味しければ食事もしたくなって…という風にステップアップしていく形でお客さんには商品を楽しんでもらいたい」

珈琲への熱い想いとこだわりをひしひしと感じることができました。

そんな一六珈琲店、なんと自家焙煎の珈琲豆も販売しているそうで。

こだわりの珈琲フィルターではなく、布製のネルフィルターを使用した抽出方法です。ペーパーフィルターよりも太い繊維が集まってできているため、使用回数が増えるほどネルに珈琲の成分が付着し、お湯と珈琲の接触時間が長くなり珈琲の抽出液が濃くなるんだそうです。

これほど自家焙煎の珈琲にこだわっている一六珈琲店。

珈琲を飲まずに帰るわけにはいきません。今回頂いたのは、インドネシア産マンダリン豆を使用した珈琲。
席に座り、珈琲を待っている間ふと右を向くと…

こんな可愛いポップが。正直ブラックコーヒーが少し苦手な私は熟読。
さっそく珈琲が運ばれてきました。

濃厚な珈琲の香りがふわりと鼻をかすめます。
口の中に広がる渋みとこく。すぐには呑み込まず、お店のBGMに耳を傾けていると…
口の中にほんのり残る甘み。
「おいしい…」
ぽっとつぶやきたくなる味。お砂糖やミルクを遣わずに、珈琲本来の味を堪能することができました。

珈琲と一緒に注文したお料理がこちら。
野菜をふんだんに使った優しい味が口の中に広がります。

店内に流れるクラシックの音楽に癒されながら、優雅な雰囲気の中での食事を楽しむことができました。

最後の〆は田中さんお手製のデザート。

こちらのパンケーキは、ふわふわの生地を生クリームと冷たいアイスが一層引き立てます。
そして忘れてはいけません。
深い味わいの珈琲と一緒に頂いたからこそ、味わうことができた美味しさなのです。

10年間の経営人生。山もあれば、もちろん谷もあります。
オープン当初はたった一人でお店を切り盛りしていくことに不安と辛さを感じていたそう。
しかし、辛い出来事はすべてこれからの成長への踏み台に。
田中さんの真っ直ぐな視線は、常に前を向き進み続けてきた自信の表れなのですね。

2011年3月11日の東日本大震災をきっかけに、お客さんの消費の仕方が変わってきたと語る田中さん。
「ただ飲める珈琲」ではなく、豊富な豆の種類など、珈琲に付加価値を求める人が増えたそうで。
今後の夢は、外国人のお客さんを増やすこと。一六珈琲店は外国語で書かれたメニューを作成したりと力を入れているものの、まだまだお客さんの数は多くない。
「6っていう数字が、外国人にはあまりイメージがよくない数字みたいで…」
お茶目な苦笑いをする田中さん。

種類豊富なおいしい珈琲と、一緒にお料理を楽しみたい方、
アンティーク調の小さなレストランで優雅なひと時を過ごされたい方、
そしてそして、数字よりも珈琲を愛する外国人のみなさん、
ぜひ、一六珈琲店に足をお運びください。
きっと、ちょっとした非日常があなたを待っていますよ。

一六珈琲店

住所: 東京都立川市錦町1-4-19
TEL:042-527-1680
営業時間
[火~土]
11:00~19:00(LO18:30)
ランチ11:00~13:30(LO13:30)
[日・祝]
11:00~18:30(LO18:00)
ランチ11:00~13:30(LO13:30)
定休日:月曜日

HP:http://www.ichirokuko-hi-ten.com/

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