立川駅から南武線に乗り、一駅で下車するとそこは西国立駅。
小さな駅の周辺は、立川駅周辺の喧騒から離れた閑静な住宅街で、のんびりと時が流れます。
そんな西国立駅から歩いて40秒の場所に、2016年の10月「カフェ六季(ロッキ)」がオープンしました。
お店は建物の2階。
階段をのぼって年季の入った木製の扉をググッと押し開けると、アンティーク調の家具が整然と並んだ空間が広がります。
(扉は少し重く感じるかもしれませんが、諦めないでください。(笑))
もともと事務所兼倉庫として使われていた場所を、店主が自分で改装したのだそう。
店主は昔映画制作に携わっていたということで、店内からもまるで映画のワンシーンのような物語の気配を感じます。
お店は決して広くはありませんが、その中に家族連れや団体でもくつろげる中央のテーブル席や、おひとりさまでも快適な窓際のカウンター席、そして奥には窓からの採光をあえて遮るように薄明りが灯るテーブル席が1つ。
いろいろな人と、いろいろなシーンで利用できそうです。
まるで穴場カフェが集まる西荻窪にありそうな隠れ家的な雰囲気のお店ですが、ただのカフェではありません。
六季さんならではのこだわりポイントが満載なんです。
●ポイント1 お客さんに優しい
入り口の階段前にはこんなメッセージが。
「お身体の不自由な方、ベビーカー等がある方、階段のお手伝いします。※チャイムを鳴らしてください。」
細やかな配慮が嬉しいですね。店内には子ども用の椅子が用意されていて、子ども連れでも快適に過ごせます。
店主はとてもシャイな人ですが、はにかんだ笑顔の奥にはお客さんへの優しさがたっぷり詰まっています。
●ポイント2 豊富なメニュー
9時から11時まではワンコインのモーニングサービスメニュー(トースト&ゆで卵&ドリンク)、11時から14時までは890円のランチセット、他にもミートソースやナポリタン、カルボナーラといったパスタや、キッズセットやデザートと、豊富なメニューが用意されています。
中でも店主のオススメは、「鶏挽き肉ショウガお粥」。
お腹にとっても優しそうです。お粥をいただけるカフェってあまりないですよね。
今回編集部はランチセットをいただきました。
キーマカレーにスープ、サラダ、デザート、ドリンクが付きます。
キーマカレーは野菜の優しい甘みと挽き肉の旨み、そして後からピリリとスパイスを感じる、マイルドでどこか懐かしいお味。
量も多めなので、しっかり食べたい人でも満足できると思います。
そして、この日のデザートはベリーソースのかかったレアチーズ。
チーズの爽やかな香りとベリーソースのフルーティーな酸味が、カレー味になった口の中を甘くリセットしていきます。
ああ…天気もいいし、なんだか幸せ。。
見た目は杏仁豆腐のようですが、もったり&とろーりな食感が印象的で、なんだか贅沢な気分を味わえました。
これが890円とは…かなりお得です。
●ポイント3 お弁当持ち込みOK
ドリンクやデザートなど、何か一品注文すれば、手作りのお弁当を持ち込んで食べてもOKなのだそう。
(※コンビ二のお弁当やお菓子、他のお店のお弁当などはご遠慮ください。)
例えばこんなときにオススメ♪
・仕事のランチタイムに職場を離れてゆっくりお弁当を食べたい
・友だちや同僚からランチで外に誘われたけどお弁当を持ってきてしまった
・子育ての合間にカフェでゆっくり過ごしたいけど、子どもには手作りの食事を食べさせたい
働くお弁当男子&お弁当女子や、子育てを頑張るママ&パパのランチタイムを素敵な時間に変えてくれます。
●ポイント4 イベント開催もOK
店主は前述の通り、昔映画製作に携わっていたということで、映画や音楽、アートが大好き。
ワークショップや絵画展、写真展、ミニライブなどの持ち込み企画を募集中です♪
西国立駅という小さな駅にオープンした、小さなカフェ六季。
重い扉を開けたら「ここはみんなには内緒にしておこう…」と、自分だけの居場所を見つけたような喜びが溢れます。
あなたもぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか?
★立川新聞読者 限定特典★
2017年2月7日(火)から2017年2月28日(火)までの期間、カフェ六季で、注文時に「立川新聞を見た」と伝えると、ケーキとドリンクがセットでワンコンイン(税込み500円)に♪
この機会をぜひお見逃しなく♪
※アルコールは除きます。
カフェ六季
住所:東京都 立川市羽衣町2-44-3-2階
営業時間:9時〜17時(ラストオーダー:16時30分)
定休日:土曜日、日曜日、祝日
電話番号:042-511-3197
ホームページ
文・写真:しも
長野県安曇野市出身、立川在住のフリーライター。レゲエユニット「KaRaLi(カラリ)」でミュージシャンとしても活動中。
KaRaLi:FacebookKaRaLi