立川BAR巡りPART3。BARにはいくつかタイプがあって、心地良さとアットホーム感を大切にする3店舗。

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立川カクテルフェスタにあわせて、立川のBARを巡る取材企画PART3。

BARと言えば…
お店のインテリアや景色が素晴らしい空間を楽しむBAR、カウンター越しにシェイカーを振るバーテンダーさん、お酒の種類が充実しているBARや、フードも充実しているDININGBAR、そして今回ご紹介するのは店主や趣味を前面に出しているホーム感あふれるathome BAR。
この取材を通してBARにもいろいろなスタイルがあることをつくづく感じた編集部です。

最初のBARは南口で1999年から今年で21年目になる老舗のバー「Bar knott」

お店の場所は南口のJRA(昔の呼び名:場外馬券場)の手前、数年前に閉店した人気の立ち食いそば深大寺そばがあった通りの2階。

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カウンター席と背の高いテーブル席が数席の店内。
お客さんとバーテンダーとの会話が弾み、いつのまにかカウンター席みんなとの会話に発展していきます。
たまたま隣の席のお客さんは転勤になり、出張のたびに昔よく通ったBar knottを訪れるそうです。きっとそのお客さんにとって居心地がいい場所なんですね。

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編集部お決まりのバーボンを注文。カウンター席の生まれも育ちも立川っ子のお客さんと立川の今昔についての会話が弾みます。

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最後に編集部がオススメするknottさんのポイント。
それは、なんと麦チョコ50円!
バーボンにはちょうどいい。

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永く続けているBarならではの心地良さとアットホーム感を大切にする「Bar knott」
今回のカクテルがこちら。
カクテル名:Row
競技名:ボート

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レシピ
・アメリカンラム 40ミリ
・マスカットリキュール15ミリ
・ライムジュース5ミリ
・ブルーキュラソー0.5tsp
・シェーク ライムカットを飾る。
度数 30%

製作意図:学生時代は漕艇部に所属していました。日本ではボート競技はあまり知られていませんがアメリカなどでは盛んに行われています。
美しい自然を舞台に強く激しくボートを漕ぎ(Row)競い会う そんなボート競技をカクテルにイメージして創作させていただきました。

Bar knott

営業時間:19時から翌4時まで。
定休日:無休
住所:立川市錦町1-3-26KSビル2F
電話 042-521-1186

次のBARは南口の立川通りそばのNorwegian Wood

編集部初のまんが風の記事で掲載しました。

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「Norwegian Wood」=ノルウェー産の木材、店名の由来はビートルズの曲から。曲の正式名称「ノーウェジアン」が店名になっているんですね。

マスターの大崎さんはプロのミュージシャン?作家?映画監督?と思わせる雰囲気。
そんな大崎さんのBARは本と映画と音楽がコンセプト。
本の日はおすすめの本を伝えるイベントだったり、映画の日はおすすめの映画を参加者に伝えたり、音楽はもちろんライブを開いたり。
本を読むお客さんのために少しだけ明るい店内だったり。
そしてもう一つ、カウンターから見える本格的キッチンで手作りのPIZAAやミートソース、立川産野菜のメニューなどフードも充実してます。

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ビールは40種類以上サイフォンで煎れてくれる珈琲もあります。
編集部はお決まりのバーボンを注文しゆっくりマスターと立川の話を。

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今ではなかなか置いていない店名の名入りマッチも置いてあります。
静かに読書するもよし、酒やご飯を楽しむもよし、マスターとコアな話で盛り上がるもよし。それぞれの過ごし方で楽しめるBARです。

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そんなNorwegian Woodのカクテルがこちら
カクテル名:Sunny Day Sunday
テーマにした競技名:野球

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レシピ
・ベーレンメット45ml
・レモンジュース15ml
・シュガーシロップ2tsp
・ソーダアップ
・スライスレモン
・ハーフソルトスノースタイル
アルコール度数(大体で)5度
製作意図:野球と言えば、はちみつレモン!

Norwegian Wood

営業時間:PM6時〜AM5時
日曜のみAM2時まで
定休日:月曜日
住所:立川市錦町1-8-5
Tel:042-595-7612
Facebook:https://www.facebook.com/nw.tachikawa/

最後に朝6時まで開いているBAR GOOD&BAD TIMES

仕事終わりのお店の方も通う、貴重な存在のBAR。
場所は場外馬券場の先、路地をちょっと入ったところ。お店の目印はマスター愛用のバイク。

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店内は奥までカウンター席が続き、マスターのコレクション、戦闘機の模型がずらりと棚に並んでます。マスターの想いが詰まったお店です。

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またまた、編集部はお決まりのバーボンを注文。じつはここにも面白い傾向があって銘柄を指定しない時にどんなバーボンが出てくるのか?
ターキーやハーパー、オールドクロー、etc。こんなところにもお店の特徴があるかもしれませんね。

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マスターの江森さんとは立川の面白いお店だったり、美味しいお店だったり、今回のカクテルフェスタのテーマだったり、いろいろ情報交換しながらお酒をいただきました。とても研究熱心で今回のカクテルフェスタのテーマをイメージするために、その競技の動画をかなり研究したそうです。他にお客さんがいない時には人生相談にも乗ってくれそうな江森さん。

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Bar GOOD&BAD TIMESさんのカクテルは、今回、唯一のパラリンピック競技よりイメージしたものに。
カクテル名:鈴鳴り
競技名:ゴールボール
この競技の動画を熱心に研究したそうです。

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製作意図:奪われた視覚の底で響く鈴の音。その澄んだ音に反して相手を陥れるフェイクプレイの数々を、スッキリと飲みやすいくせに意外と高いアルコール度数で表現してみました。ビジュアルは、オレンジのコートに転がる青いボールです。
レシピ
・キルシュワッサー25ml
・アップルバレル15ml
・グレープフルーツ10ml
・レモン果汁10ml
・グレナデン3ml
・ミントチェリー
度数:23.8度

Cafe & Bar GOOD&BAD TIMES

営業時間:18時~翌6時
定休日:火曜日
住所:立川市錦町1-5-25秋庭ビル1F
TELL:042-512-9210
FACEBOOK: https://www.facebook.com/emosanchi/

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文・写真:Yuji Toda
立川新聞編集長/カメラマン
https://www.yujitoda.com/

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