立川グルメ/自然とほっぺが落ちるような・・・立川駅南口、諏訪通り沿いのパティスリージンケ(Patisserie JINKE)

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立川駅南口、諏訪通り沿いパティスリージンケ(Patisserie JINKE)

10月末にオープンしたてのケーキ屋さんです。

素敵なお店だなぁとふと立ち寄り、
ショートケーキとシュークリームを買って食べてみた編集部

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家に帰りさっそくシュークリームとケーキを口にしたのですが、

「これは・・・美味しい!」自然とほっぺが落ちるような・・・甘いものを食べた時の幸福感。

いつもスィーツをそれ程口にする機会がない編集部ですが、この美味しさの秘密を確かめたく後日、取材に伺いました。

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Patisserie JINKEは窓が広く開放感のある店内。

窓のそばには焼き菓子やクッキー。

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お店のセンターには見るだけでも楽しめるケーキたちが並びます。

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オーナー・パティシエの堤さんは立川生まれの立川育ち。
オテル・ドゥ・ミクニで8年半にわたりパティシエとして携わり、念願だった自分のお店が『Patisserie JINKE』です。

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この日の取材はオープン前に伺い、ケーキの仕上げ作業におじゃましてきました。
仕上げの工程で生クリームを飾り付け、流れるようなデコレーションを施していきます。

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ケーキの印象が決まるのは生クリームだと思うのですが、ジンケさんの生クリームについて聞いてみました。

立川新聞
この前ショートケーキをいただきましたがとても美味しくて。特に生クリームがとても自分の好みで。
ジンケさんの生クリームのこだわりを教えていただけますか?

堤さん
生クリームはずいぶん食べ比べましたね。食べている牧草が違ったりで、色も味も違います。
乳脂肪分42%の生クリームなので分離したりと気を使いますが、たどり着いたのは、濃厚だけど、すっきりした味わいの北海道の根釧地区の生クリームを使ってます。
ハーゲンダッツが使っているのと同じ生クリームらしいですよ。

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堤さんの拘りは味も飾りもシンプル。
素材を活かし、デコレーションは生クリームの絞り方で流れをつけたりと、見た目はシンプルなのですが食べるとこれが虜になってしまう。

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あと堤さんのこだわりは、副素材を2・3種類しか使わない事。

堤さん
あんずのムースをベースにジャスミンのクリームをあわせたアブリコ、チョコレートのガナッシュにラム酒のクリームをあわせたオクマーレだったり、2~3種類の素材しかあわせないことで、素材の良さを邪魔しないようにシンプルに作ってます。シンプルに作る、それがとても難しいんです・・・と堤さん。

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ショーケースに並んだケーキは余計な飾りつけもなく、どれもシンプルで美しい♪

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味はもちろん、ケーキやスィーツは見た目も重要な要素で、パティシエの感性や個性がそれぞれの商品に込められているとつくづく感じました。

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まだ、オープンしたばかりですが、これから商品の種類を増やし、自家製のジャムも作っていきたいと語る堤さん。
特にパウンドケーキのケークシリーズの種類を増やしていきたいと。
ケークは輪切りの一口サイズで、ケーキの味が一口で分かります。

どうしてもケーキを買って帰ると食べたいものが食べれなかったりするので、皆でシェアできるのもいいですね。

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ジンケさんは、堤さんご夫妻二人で切り盛りしているお店。
店名の由来は堤さんの名前「ケンジ」を逆に読んだ「ジンケ」に。
堤さんオリジナルのケーキ、お店へのご夫婦の想いからご主人の名前を店名にしたのでしょう。

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そんなご夫婦が、お店の内装だったり、ロゴマークのデザインだったりオープンまでじっくり時間をかけて形にしてきたとか。
特にお店のイメージを決める際に、こちらの真鍮素材が大きく影響されたとか。
明治30年創業の『FUTAGAMI』 さんの製品で、お店の看板や照明器具、ステーショナリだったりと独特の味わいを感じます。

Patisserie JINKEのロゴマークはおくさんがデザインしたそうです。
釣り好き、特にカレイ釣りが大好きな堤さんの釣竿からイメージしたロゴマーク。
ご夫婦愛を感じた編集部でした。

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これからクリスマスを迎える季節。
何処のケーキにしようか?と考えてる皆さん。生クリームが絶品のPatisserie JINKEのクリスマスケーキはいかがでしょうか。

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Patisserie JINKE(パティスリー・ジンケ)

住所:立川市柴崎町2-4-19 オネストヴィレッジ1F西側
TELL:042-527-8300
営業時間:11:00~19:00
定休日:月曜定休・火曜不定休
ホームページ:https://www.pjinke.com/

文・写真:Yuji Toda
立川新聞編集長/カメラマン
https://www.yujitoda.com/

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