立川の街をふらっと散策すると、こんなところにお店あったかな?
そのような体験ありますよね。
今回取材したお店がまさにそのパターン。
最寄り駅は西国立。RISURUホール方面に向かい合同庁舎の脇に、んっ?こんなところにお店?
ちょっと覗いてみたのがきっかけです。
イタリアワインと食材のお店 エノテカ”da Luca”
エノテカとはワインを販売するお店、ワインバー、ワインがメインのレストラン等、イタリアでは地元、特定のワインのお店で使われているそうです。ずらっと並ぶワインにオリーブオイル、パスタ、パスタソース、バルサミコ酢にシロップなどイタリアの食材も品揃え。グラスワインが飲めるということで、陽が暮れてから行ってみました。
住宅街の中にポツンと電球が灯るお店。
昼間の開放的な佇まいとは異なり、ちょっと隠れ家的なカフェのような雰囲気。ワインが陳列されている棚が本棚のようにも見えます。
店内にイタリアのラジオでしょうか?
店内のLuca’s Barのサインボードには本日のグラスワイン550円、微発砲Vrruz550円。
クラフトビール550円もあるじゃないですか。
こんばんは。
昼間にちょっとおじゃました立川新聞です。
「いらっしゃいませ」と笑顔で迎えてくれる店長の渡辺さん。
da Lucaさんのワインはすべてイタリアの自然派のナチュラルワイン。
編集部は赤ワイン注文しました。
550円でワインが試飲できるなんてお得ですね!
もともとお店にイタリアワインや食材を販売するインポーターで、お店も外苑前にあったそうです。
編集部がお店にいた時も西荻のお店の方や、お台場のシェフの方がワインを求めて(ワインを飲みに?)来店してました。
この場所は倉庫兼事務所の予定だったそうで、事務所だったらずっといるのでお店にしてみようと!はじめたのがエノテカ “da Luca”
ワインを試飲して、気に入ったらワインをボトルで買っていけるのが嬉しいところ!
グラスワインの試飲とあわせてワインとよく合うおつまみもあり、その場でスライスする本格派のイタリア産の生ハムや、ナチュラルチーズで有名な神楽坂のアルパージュさんのチーズもあり、ワインとのマリアージュを体感できるのも、ありがたいし、ついつい長居してしまいそうです。
イタリアのワインについて渡辺さんにいろいろ教えていただきました。
店内の壁一面に並ぶワインはすべて生産者を訪ね、そのワインひとつひとつのストーリーを語ってくれます。
渡辺さん
このワインのように底に殻が沈殿してますよね。ナチュラルワインは造り手が、ぶどう本来の成分を残すため、ろ過をしないワインもあって、ぶどうの旨みが凝縮されているんです。
ワインの話はもちろん、イタリアの話、立川でワインを卸しているお店は? ワインを試飲しながらゆったりとした時間。
店名の“da Luca”はイタリア語で「ルカのお店」
英語だとMcDonald’s、Wendy’sのように「’s」が付くようなものだそうです。先日の取材の時に不在だったのでルカさんに会いに後日伺うことにしました。
ワインアドバイザーでイタリアで100人ほどしかいないてワインテイスターでソムリエのルカさん。
一見「サッカーのラモス?」と思わせる風貌。
この日の試飲は微発砲Vrruz550円と栗の焼き菓子。
甘くなくてすっきりした微発砲Vrruzと焼き菓子が最高でした。
それにしてもイタリア人はお洒落ですね。ジャケットが似合う!
陽気なイタリア人ルカさん。
おくさんのよーこさん、そして先日取材の際に対応していただいたよーこさんのお兄さん渡辺さん。
DaLUCAはファミリーで成り立っているいるお店なのです。
Enoteca da Luca
営業時間 11:00〜19:00
定休日 月・火曜日
Phone:042-519-3888
住所:立川市錦町4-5-23 ジョイフル西国立1F
Blog:http://casabuona.jp/blog/enoteca-da-luca/
文・写真:Yuji Toda
立川新聞編集長/カメラマン
https://www.yujitoda.com/