LOVE-LOVE-LOVE！立川のトンネルアートで気になってしょうがない！玉川宗則さんのアートとメッセージ。無償リースもできる「Munenori TAMAGAWA 玉川宗則個展」7月16日まで。

2023.07.08

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立川駅の南北連絡通路の一つとして多くの人に利用される地下道。今年に入りながーく親しまれていたバルーン＆ボタン柄のトンネルアートがリニューアルされることに。

近隣の美大生や予備校生の有志によって描かれた作品は北と南をボタンでつなぐという意味が込められているそうで2004年に完成したトンネルアート。色とりどりのボタンと中にはぬいぐるみ？にも見えたりするものもあったり、とっても気に入っていたので残念ですが…経年劣化でひび割れなどが生じていたようです。

2023年はじめにまっさらに塗装され、リニューアルされることを実感し今までのボタン・バルーンのアートを懐かしく感じてしまいました。

まっさらの壁に描きはじめたのは「アール・ブリュット立川実行委員会」の活動に参加する障害者の作家たち。

アール・ブリュットとは「加工されていない、生(き)のままの芸術」という意味のフランス語で伝統や流行教育などに左右されず内側から湧き上がる衝動のままに表現した芸術と言われていて、「アール・ブリュット立川」（障がいのある人たちのアート展）を発信することで、ファーレ立川に代表される「アートのまち立川」がより認識されるようになるのではないでしょうか。

そんな作家の中で編集部がとてつもないインパクトとメッセージを感じた玉川宗則さん。

玉川さんの作品にはご存知かと思いますが「LOVE」のメッセージやお馴染みのキャラクターがが数多く登場します。

玉川さんをはじめ柴田将人さん、いろりんさん、Y・TAKU さん、伊賀敢男留さん、林航平さん。鈴木皓平さんなどアール・ブリュット立川の作家によるさまざまな題材や作家のオリジナルキャラクターも登場し生まれ変わった東地下道のトンネルアート。

地下道の中央には玉川さんのメッセージ”The way for you every day”「まいにちのあなたのためのみち」が記されています。

「アール・ブリュット立川」が手がけるのは今回のトンネルアートだけでなく、立飛倉庫のコンクリート塀の壁にも、アール・ブリュット作家さんたちの作品がペイントされています。

そんな玉川さんをはじめアール・ブリュットの作家たちのグッズなどを販売しているのがコトリンクにある「JIBAR CAFE」

JIBAR CAFEのお気に入りのところは、シンボパンやむぎこ製ぱん所、PORTERS COFFEEや小梅の珈琲焙煎所などセレクトした立川のパン屋さんや珈琲が楽しめるのが嬉しいですね。

JIBAR CAFE

住所：立川市柴崎町３丁目９−２４　営業時間：8時～20時

そして7月5日から玉川さんの個展「Munenori TAMAGAWA 玉川宗則個展」が以前取材させていただいたlalalaさんで開催されているとの事で取材にお伺いしました。

“トトロの森”の奥に佇む隠れ家的アート空間

立川公園の奥に広がる小さな“トトロの森”のその奥に木々に隠れてひっそりと佇む古い小屋「Artistic Studio lalala 」。変わらず緑が深く癒されます。

立川公演のそばに佇む「LALALA]」 — 立川公演のそばに佇む「Artistic Studio lalala 」

昼間に訪れると陽の光につつまれたギャラリーいっぱいに玉川さんの作品が展示されています。

立川富士見町出身で今もアトリエアがある富士見町在住のアーティスト玉川宗則さんのスタートは30代になってからで、たまたま描いた絵が友人に褒められ、それをきっかけにアート系の人たちと知り合い自然と絵を描くことが続けられるようになっていったそうです。詳しいプロ―フィールは玉川さんのホームページで知ることが出来ますが、絵を描くことが必然になって今があるそうです。