10月25日にTACHIKAWA STAGE GARDENで立飛グループ創立100周年記念事業の「立川立飛歌舞伎特別公演」が開幕!
たいへん嬉しいことに初日の公演を取材させていただきました。上演中の舞台の撮影は出来ませんでしたが、上演前後の様子などを中心に立川立飛歌舞伎特別公演「義経千本桜 忠信篇」の様子をお届けしていきます。
TACHIKAWA STAGE GARDENではオープンから3年が過ぎ初めて行われる歌舞伎公演。
まず驚いたのがステージいっぱいに立飛の飛行機に乗った歌舞伎役者の幕!
立飛の飛行機に乗っているのは、中村壱太郎さんと市川團子さんだそうです。立飛の飛行機が描かれた大きな幕はこんなにステージが大きかったんだとあらためて感じました。
そしてステージ横には立川立飛歌舞伎の提灯が灯り、歌舞伎ならではの風情を醸し出してました。
立川立飛歌舞伎特別公演は初日の25日から28日までの4日間の公演で、一日一公演、13時開演になります。
最初に澤瀉(おもだか)屋を代表して市川中車さんのあいさつではこの公演ににかける意気込みと立飛グループ創立100周年記念事業として立川で歌舞伎を披露できることの喜び、そして、立川歌舞伎を今後も続けていければと、いつも以上の声援をお願いし、客席からは大きな拍手と声援が。
そのあとは、立飛グループのキャラクターたっぴくんとたっぴちゃんも登場し、この時だけ写真撮影がOKに。そして今回公演する「義経千本桜 忠信篇」について中村壱太郎さんと市川團子さんが解説。
今回上演される「義経千本桜 忠信篇」は源氏と平家の争いの絶えなかった時代に兄の頼朝から追われる身となる義経の人生と取り巻く人々を描いた名作「義経千本桜」。その中で義経の家臣である佐藤忠信にまつわる「伏見稲荷鳥居前」「道行初音旅」「川面法眼館」が上演されます。そしてそれぞれの演目を繋ぐキーワードは「千年長生きした雄雌の狐の皮で出来た鼓(つつみ)」。ここまで解説してくれて「伏見稲荷鳥居前」がはじまります。
「伏見稲荷鳥居前」、「道行初音旅」の演目が終わるとそれぞれ30分ほどの休憩に。せっかくなので最上階から見た歌舞伎の舞台を撮影にいったり、
編集部お気に入りの提灯を撮ってみたりと、歌舞伎仕様のステージガーデンをぶらぶらしてみました。
お土産コーナーではたっぴくんたっぴちゃんが描かれた立川立飛歌舞伎特別公演限定の京都徳力版画館謹製「おはこ(2個セット)」をGETした編集部。のちほど紹介します!
13時に開演した歌舞伎公演も最後の演目「川面法眼館」が終わると17時過ぎ。あっという間の4時間でした。目、眉の動き、顔のこまかな表情や、衣装、お囃子、舞台のセットや花吹雪の演出など、歌舞伎ならではの時間を愉しんだ編集部。
最後にお土産で購入したおはこと立川立飛歌舞伎公演ブックレットに、宙乗りの時に天井から舞った花びらです。
立川立飛歌舞伎公演ブックレットでは村山社長と市川中車さんの対談や、出演者の立川立飛歌舞伎上演、立川への想いも綴られていて立飛グループ100周年事業にふさわしい記念の本になっています。
今日の当日券、最終日の明日も当日券があるかもしれないので、歌舞伎座よりも広い立川ステージガーデンでの歌舞伎、ご都合の良い方はぜひご覧になってみてはいかがでしょうか。
立飛グループ創立100周年記念事業立川立飛歌舞伎特別公演
問い合わせ:立飛ホールディングス 100周年事業事務局 TEL 042-536-1116 (受付時間:平日11:00 – 16:00)
2023年10月25日(水)~28日(土)午後1時開演
- 1等席13,000円
- 2等席10,000円
- 3等A席5,000円
- 3等B席3,000円