明日26日は立川の花火大会。夏本番ですね。
そして来週29日は何の日でしょう?
そう!土用の丑の日!
いいですね~そろそろ夏バテ…という方も
おいしいうなぎを食べて元気に夏をのりきりましょう。
そこで今回の取材先は立川北口から青梅線沿いに昭和記念公園方面へ歩いて
踏切を渡ると住宅街。いっけんお店がありそうな雰囲気ではないのですが
その住宅街を歩いていると香ばしいかば焼きの匂いが漂ってきます。
その匂いの先に。。。ここだ~
一見、こんな場所に鰻屋さんが?住宅街に突如現れる
立川駅から10分ちょっとの住宅街にある
「うなぎしら澤」
のれんにうなぎのイラストと店名がやんわりと。「うなぎ処」って感じが伝わる外観ですね~
お腹がすいたのでさっそく店内へ。
「おじゃましま~す」
お店に入るとすぐにカウンター席があり、奥にはお座敷席が。
編集部はカウンター席へ案内され、店主にご挨拶。
ちょうどお昼時を少し外した時間でしたが、まだまだお店にはお客さんがいて店主が忙しそうでしたので・・・
おそるおそるインタビューしてみました。
立川新聞
あの~うなぎはどちらから~
店主
・・・
立川新聞
うなぎの白焼きがいっぱいですね。うなぎはどちらから・・・
店主
うなぎ見てみるか?
立川新聞
えっ?いいんですか?
いきなりテンションがあがった店主にちょっとびっくり。
店主は長靴に履き替えていったんの店の外へ。
お店の裏側に回るといましたいました。
活きのいいうながぎが!
しら澤さんのうなぎは愛知県三河産だそうです。
お客さんに提供するうなぎを毎日4時起きで仕込み。
今日は110匹さばいたそうですよ。
ちなみに土用の丑の日は徹夜になることも。。。
それにしても一見職人さんの近寄りがたい雰囲気でしたが
物凄くサービス精神が旺盛な店主です。
再び店内へ、席に戻りお食事再開!
しら澤さんはお通しが頼むと出てくるシステム。
えっ~~これで500円!
鮪のお刺身とうな玉、塩辛。
もともと店主は都内で板前さんをしていて、今から13年前に自宅を改装してお店をはじめたそうです。
店主がうなぎを焼く姿は店内からは撮影できないので、一度外へ。
ガラス越しにぎりぎりレンズをつけての撮影です。
脇で団扇をはさみながらうなぎを返していきます。
たれをつけて裏返しての繰り返し。
う~んあまり上手に撮れていませんが・・・熱さは伝わりますか?
十分丁寧に焼かれたうなぎをたれのかかったごはんの上に。
くしを取ってうな重の完成です。
カウンターにもいい匂いがふっわぁ~と漂います。
じゃじゃあ~~~ん
こちらが「しら澤」さん特別メニューの「殿様丼」
やばい食べる前からテンションmaxで~す
「うな重松」はごはんが見えないほどうなぎが乗ってます。
うなぎを食べる前に肝吸いで気分を落ち着かせてっと
かりっ、ふわっ~~~
うま~~~~~~~~い
しあわせっ~~~
殿様丼はうなぎがごはんの中にもう一重入っていて贅沢な丼です。
「うな重松」で2600円。「殿様丼」は3700円
大将
自宅を改装したお店で、余計な費用がかかっていないし、安くいいうなぎをお客さんに食べてもらいたくてね~
立川新聞
なるほど!この量でこのお値段なんですね。ほんと美味しかった~~
大将に感謝です。ここからは店主から大将に変更します。
大将
うなぎはくしを入れるのが大変なんだよ。
ほらっ。左手と右手の大きさが違うんだよ。見てみぃ!
立川新聞
あっ~ほんとですね~
ぱっと出された右手の先はたしかに左手より大きく、指先は腫れていて。。。
まさに職人の手という感じ
写真には写っていないけど奥さんが接客係で、いろいろお話ししてくれました。
お店の中には奥さんのおもてなしも感じられます。
奥さん
そうそう!お座敷にある中庭もいいでしょ!
編集部は中庭のある座敷でカシャ!
こじんまりとしていますが、手入れされた立派な中庭でした。
「しら澤」さんはオープンしてから13年。
愛知三河産の新鮮なうなぎと大将の職人技。
立川でこんなに美味しいうなぎが食べられる幸せ。
予約は出来ないですが、みなさんもぜひ一度行ってみては。
並んでも食べる価値ありますよ。
うなぎ しら澤
住所:東京都立川市曙町1-9-21
TEL:042-524-5061
営業時間:11:00~21:00
定休日:火曜日
文・写真:Yuji Toda
立川新聞編集長/カメラマン
https://www.yujitoda.com/