立川新聞編集部が食す「愛しの立川カレーパン」(Vol.1)- 立川グルメ

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近年飲食業界では、パンやピザなどの“粉物ブーム”が巻き起こっていますが、そんな盛り上がりには我関せずという感じで、独自路線をひた走る不思議な存在、「カレーパン」。

「パンはあまり食べないけど、カレーパンは好き」という人もいるほど、圧倒的な個性を放つこの食べ物は、立川でもパン屋さんを中心にいろいろなお店で販売されています。

今回からスタートする新企画「愛しの立川カレーパン」では、立川で味わえるカレーパンを毎回1品紹介していきます。

さて、記念すべき最初のカレーパンはこちら。

NEIGHBORS BRUNCH/焼きカレー(税込180円)

NEIGHBORS BRUNCHは、錦町1丁目にあるベーカリーカフェ。

青山の名店「パンとエスプレッソと」とのコラボレーション店舗として、2014年にオープンしました。

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また、同じ建物にあるソーシャルアパートメント「NEIGHBORS立川」の併設店でもあり、住人は賃料に加えた料金プランでお得にカフェのある暮らしを楽しめるという、新たなライフスタイルを発信する場所にもなっています。

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パンのメニューは、「パンとエスプレッソと」のオリジナル商品で、「全国のパン10選」にも選ばれるほどの絶大な人気を誇る「ムー」をはじめ、豊富な種類が店頭に並びます。

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また、パンとともに肉・魚・野菜の3種類から選べる週替わりのランチプレートや、「ムー」を使った鉄板フレンチトーストなど、カフェメニューも充実。

子ども未来センターのすぐ裏にあるので、施設を利用する人が一息つく場所としても利用されているようです。

そんなNEIGHBORS BRUNCHで販売されているカレーパン「焼きカレー」は、季節限定メニュー。

上がふんわりと丸みを帯びたマフィンのような形で、とってもオシャレな雰囲気です。

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割ってみるとこの通り。中はポッカリと空洞になっていて、下の方にカレーが溜まっています。

カレーはトロッとやわらか。

具材の形はかろうじて残っていますが、ほとんどペーストになっています。

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パンの上の方にはカレーがあまり付いていないので、上の部分だけをちぎって食べてパン生地本来の味や食感を楽しんだり、カレーを付けて食べたりとカレーとパンのさまざまなバランスを楽しむことができます。

可愛らしい見た目とは裏腹に、カレーはスパイスが効いてなかなか辛い!

一口食べると、酸味が先にきて、それから辛みが押し寄せ、後から甘さが深みを増していくという複雑な味わいで、食べ進めるほどにのめり込んでいく美味しさです。

パン生地は、薄いのにしっとりとした歯切れで程よい存在感があり、「ムー」をはじめとするこちらのパンの特徴が活かされているように感じます。

また、揚げずに焼いているので、食べ終わった後のお腹もスッキリ。

カロリーが気になる人にも嬉しいですね。

「小粒でピリリと辛い」という表現がピッタリで、ボリューム感よりも味わいの満足感を得られる、大人向けのカレーパンでした。

ごちそうさまでした!

NEIGHBORS BRUNCH
住所:東京都立川市錦町1-9-14
電話番号: 042-526-2226
営業時間: 平日 7時00分~18時30分 / 土日 8時00分~18時30分
定休日     : 毎月第1・3水曜日
ホームページ:http://neighbors-brunch.com/

文・写真:しも
長野県安曇野市出身、立川在住のフリーライター。レゲエユニット「KaRaLi(カラリ)」でミュージシャンとしても活動中。
KaRaLi:FacebookKaRaLi

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