立川カメラ/平成の立川を写真で振り返る。空から見た立川の30年前は?

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令和の元号に変わってから約半年が過ぎました。即位の礼が行われ、令和の出来事ももひとつひとつ歴史が積み重なっていきます。
平成が一つ前の元号になり、昭和が二つ前の元号に。
昭和生まれの編集部としては、昭和がつくづく歴史の一部になってしまった・・・と感じています。

平成の時代、立川の街は大きく変貌を遂げました。
特にここ5年ほどでIKEAにららぽーと、そして来年にはGREENSPRINGSと街の景観もがらっと変わります。

平成と共に発展を遂げた立川。主な出来事を写真を交えて、平成の移り変わりを写真で振り返ることにします

1987年(昭和62年)
今から32年前。南口はまだ駅前にほとんどビルがない状態です。

old_tachikawatachikawastation south1987

駅ビルはWILL、ビックカメラのビルは伊勢丹でした。
もちろん歩行デッキもモノレールもありません。
南口駅前はまだ、ビルが少なく低層の建物が多い街並みでした。

old_tachikawatachikawastation1987

上空からの写真は日本飛行船事業のスカイシップ500から撮影した写真になります。
この写真は同じ町内の方が当時撮影したもので、編集部に提供していただいたものです。

old_tachikawaskyship1987

この頃、自衛隊の立川飛行場の端に飛行船が停めてあったそうです。
その当時の飛行船はのちに警察が管理し、地域の防犯の啓蒙や告知等の役割を果たしていたそうです。
インターネットもまだまだこれからの時代でしたので、飛行船のような目立つものがもてはやされたのでしょう。

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1989(昭和64・平成元年)
南口駅前の様子です。平成の幕開けはこんな街並みでした。
主な出来事としては、第1回立川よいと祭り開催、立日橋部分開通の出来事があった年です。

old_tachikawa20190429-1989年 立川駅南口 西通り商店街

その3年後1991(平成3)年に立日橋が全面開通。立川通りの混雑が緩和された事を覚えています。
立川駅近辺に数多くのクレーンが見えます。
北口の基地跡地再開発事業でしょうか。

old_tachikawa1998年立日橋北交差点より立川駅を望む

1994(平成6)年
再び南口駅前の様子。
平成のはじめの頃は、ビルも建ってなく、まだまだ昭和の街並みが残る南口駅前。

old_tachikawa1995年7月立川南口01

その当時、南口駅前は平屋が連なり、パチンコNAGOYA、いかり亭、京だこ、札幌軒というラーメン屋さんが店を構えていました。
編集部は札幌軒の味噌ラーメンとチャーハンを食べに、よく通っていた思い出があります。

old_tachikawa1995年7月立川駅南口04

南口バスロータリー工事中の一枚。
まだグランデュオはありませんね。
グランデュオは今年で20周年を迎えたので、オープン5年前の頃の南口駅前になります。

old_tachikawa1995年7月立川駅南口03

1998(平成10)年
多摩都市モノレール北区間開業。
平成も二けたの年に入り、少しずつ今の立川の街並みに近づいてきました。

old_tachikawa1998年2月立川駅北口モノレール工事 00

old_tachikawa1998年立日橋モノレール建設中

1999(平成11)年
立川駅南口歩行者用デッキ供用開始。立川駅南口合体ビルオープン。

2000(平成12)年
多摩都市モノレール全線開業。
前の年にグランデュオが開店し、デッキを歩く人も確認できます。

old_tachikawa2001年1月立川駅南口02

2005(平成17)年
国営昭和記念公園「みどりの文化ゾーン」オープン。
みどりの文化ゾーンができてから、まんパクや肉フェス、楽市や最近では東京蚤の市など、いろんなイベントが開催されて立川を訪れる人も増えていきます。

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2010(平成22)年
立川市役所新庁舎が落成、業務開始。
アクセスは駅から遠くなり少し不便かなと感じましたが、新庁舎のデザインや快適さに立川市民で良かったと誇らしく感じる部分もありました。

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2013(平成25)年
旧市役所跡地に子ども未来センター、立川まんがぱーくがオープン
市民会館にネーミングライツが導入されRISURUホールに決定となります。

市役所が移転してから3年。
子ども未来センターの中庭ではまんがパーク大市や野外のレクレーションや数年前までオトナリatたちかわのライブなどが頻繁に行われ、現在では市民活動団体の拠点となっています。

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RISURUホールになってから、ロビーコンサートや市民オペラなど様々な市民芸術活動がここで行われるようになりました。
こちらは昨年の立川市民オペラ公演の一コマ。

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2014(平成26)年
立川駅北口デッキに立川市キャラクター「くるりん」のウェルカムボードが設置されました。
「くるりん前で待っているね」と、この場所を待ち合わせ場所にする方も多いんじゃないでしょうか。

old_tachikawa20150623-20150623-DSC_6394

この年にIKEA立川がオープンし、サンサンロードを行きかう人が増え、いっきに立川の街が変わってきます。
この年の3月から立川新聞も創刊し、IKEAさんのオープンを取材したのが、ほぼ最初の記事でした。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA IKEA立川オープン
OLYMPUS DIGITAL CAMERA IKEAPARTYトレイン

2015(平成27)年

IKEA立川オープンの翌年12月にららぽーと立川立飛がオープン。
多摩地域で賑わいのある街「立川」として広く認知されるようになります。

old_tachikawa20151204-3Fデッキより

ららぽーとオープニングイベントで生け花に挑戦したダレノガレ昭美さん。
モデルがいいからなのか、少し写真の腕が上がった?と錯覚するほど綺麗に撮れました。

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行事やイベントがあるごとに著名人が立川を訪れました。
こちらの写真は平成27年の防災の日の訓練に参加した安部首相と舛添知事。
小池都知事も昨年、今年と、よいと祭り、羽衣ねぶた祭を訪れました。

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2016(平成28)年
タクロス広場と立川駅北口改札口がオープン、立川駅西側自由通路が開通。
北口と南口を継なぐ通路として便利になっていきます。

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2018(平成30)年
立川市キャラクター「くるりん」をモチーフにしたカラーマンホール鉄蓋を設置、マンホールカードを配布、たちかわごみ分別アプリ配信開始。
よいと祭りが30周年、羽衣ねぶた祭20周年を迎えた年でもあります。

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平成の時代に立川の街は大きく変貌を遂げました。

そして令和になり2020年。
グリーンスプリングスが開業し、ますます立川は賑わう街になっていくでしょう。

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いかがだったでしょうか。昭和から平成、平成から令和。

時代は変わっても人々の繋がりは不変です。
お祭りや町会の行事、音楽に芸術、スポーツなどの市民活動、子ども守るボランティア活動etcで老若男女が集まり、先輩から後輩へ、世代を超えて次の世代に繋げていく。

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ちょっと路地を入ると変わらない街並み。そこにはこの地立川で愛され続けるお店や人がいます。

未来の立川にも、古き良き立川がある。
そんな立川をこれからも記録していこうと。
平成を振り返ってみて、そんな想いに駆られた編集部でした。

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Yuji toda photography

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