暑い夏が過ぎてようやく涼しくなってきましたね。
秋の入り口、根川緑道ではヒガンバナが咲く季節です。
立川新聞編集部は、9月13日(火)の早朝から根川緑道に行ってきました。
雨降りですが、花の寿命は短いので機会を逃すわけにはいきません。
傘&カッパ&レインブーツの完璧な装備を整えてとぼとぼ歩き、「曼珠沙華の丘」に到着。
…咲いてない。汗
この石碑がある丘はヒガンバナで溢れるはずなのですが、この通り。
折角来たのに、ちょっと焦り過ぎたかな。
しかし、丘の斜面をよくよく見ると、細く伸びた茎と、その先にはまさにこれから花を咲かせようとする蕾がチラホラ。
柴崎体育館の方面に歩いていくと、ちゃんと花も咲いていました。
目にも鮮やかな赤色と反り返った花弁。
なんとも言えないミステリアスな美しさが、雨に濡れて一層雰囲気を増しています。
柴崎体育館の裏はこの通り。
川のほとりにズラリと並んで咲いていました。
真っ赤な花たちに混ざって、中には白い花も。
お彼岸に咲く花ということで、縁起が悪いとも言われるヒガンバナですが、美しさが故のひがみ?なんて思ってしまうほど、今年も妖艶に咲き誇っています。
見頃はまさにこれから。
しばらくぐずついた天気が続く予報ですが、雨に濡れるヒガンバナを見つめながらメランコリックな気分で秋を迎えるのもいいかもしれません。
文・写真:しも
長野県安曇野市出身、立川在住のフリーライター。レゲエユニット「KaRaLi(カラリ)」でミュージシャンとしても活動中。
KaRaLi:FacebookKaRaLi