ここ最近オープンしたお店にとっては厳しい環境でのスタートになりました。
外出自粛に営業時間の短縮。
そんな中、テイクアウトのメニューに取り組んだり、毎日、工夫を凝らしながらお店を開けているようです。
MAP登録のお店から編集部がご紹介するシリーズ。
今回は4月8日にオープンしたばかりのラーメン屋さん「横浜家系ラーメンぱたぱた家」さん
西国立の羽衣いちょう通り沿いにあります。
じつは、ぱたぱた家さん、立川で有名な家系ラーメンのつばさ家さんにいた方で、地元の人だけでなく、それを知っているお客さん、つばさ家ファンの方たちが来店されているようです。
編集部も昼間の遅い時間を狙って、味の濃さ、スープの油の量、麺のゆで加減、全部普通のラーメン(700円)を注文。
うぉ、チャーシューにほうれん草、そして海苔、ひさしぶりの家系ラーメン。
スープはまろやかで、麺もそれほど太くなく、なんと最後までスープ飲み干してしまいました。
いやっ、ちょっとラーメンの取材記事のようになりましたが… ここから登場するのが「ぱたぱた家さんのテイクアウトメニュー」
そのメインの素材になるのが豚骨スープです。
店主の丸田さんに少しお話をうかがいました。
立川新聞
家系ラーメン久しぶりで、スープ全部飲み干してしまいましたよ。お店の特徴ってやはりスープかなとおもいますが、毎日作るのは大変ですよね。
スープ作りをしながら答えてくれます。
丸田さん
そうですね。体力勝負のところもあるし、あと、熱さもこたえますよ。
鍋の蓋をあけると、
このとおり、ふうわっっと蒸気がわきあがります。
丸田さんのスープは継ぎ足し継ぎ足しで作っていくそうで、煮えたぎる寸胴のスープを、力強く混ぜ、豚骨を砕いていく工程を繰り返すそうです。
そして、ついにぱたぱた家さんのテイクアウトメニューのご紹介。
この継ぎ足し継ぎ足した豚骨スープをベースにしたカレー限定20食。
味玉にほうれん草がトッピングされた豚骨スープのカレー700円。
さらっとしたカレーに仕上がっていて、豚骨スープのまろやかさとカレーの爽やかさ、副菜に味玉とほうれん草。
想像どおりではないでしょうか。
カレーですが、カレーは飲み物という意見もあるし、どこかラーメンの延長という感じです。
北口のつばさ家とほぼ同時期にオープンしたぱたぱた家さん。
店名についてもつばさ家の翼がぱたぱたと、そんなイメージだそうです。
店主の丸田さんが作るラーメンにはファンも多く、コロナが収束すれば行列ができるかも?とおもう編集部でした。
横浜家系ラーメンぱたぱた家
住所:立川市羽衣町2-45-11
TELL:042-847-2887
文・写真:Yuji Toda
立川新聞編集長/カメラマン
https://www.yujitoda.com/