立川市の文化芸術の中心的な拠点となっているたましんRISURUホール(立川市市民会館)。ここを拠点に文化芸術活動を広め、また市民とともに文化を育んでいる(公財)立川市地域文化振興財団をご存知ですか?
市民が人や地域との絆を深め、笑顔あふれる心豊かな生活を送るために、RISURUホールで行われる音楽や演劇・古典芸能の公演や、立川いったい音楽まつりなどの市民との協働、参加型の事業etc 立川の文化発展のパイオニアなんです。
その立川市地域文化振興財団さんが、オファーを出し続けて実現に至ったコンサートが開催されます。
トクマルシューゴさんのキャリア史上初となるオーケストラとの共演コンサート
そのリハーサルが都内のスタジオであると聞いて、どんなコンサートになるか?財団の岡崎さんのアテンドで編集部もおじゃましてきました。
立川新聞
岡崎さん。こんばんは。リハーサルに誘っていただいて。
岡崎さん
いえ、こちらこそ、立川から離れた場所まで来ていただいて・・・
立川新聞
いえいえ、うちなんかがリハーサルの取材を・・・ところで、財団さんがオファーを出し続けていたと聞いたんですが。
岡崎さん
はい!そうなんですよ。トクマルシューゴさんはじめてのオーケストラとのコンサートがRISURUホールで開催することになって嬉しいです。
その後、トクマルシューゴさんにインタビューした時、立川の話の中で「ロバの音楽座」や「セプチマ」さんの話がでて、以前、立川新聞さんも取り上げていたかなと思い・・・すこしでも立川市のかたにもお知らせしたくて、立川新聞さんにお願いしちゃいました。
立川新聞
ありがとうございます。お役に立てるかどうか・・・
この日はオーケストラとはじめてリハーサルをするそうで、メンバー紹介もあり、それまでの時間、岡崎さんといろいろお話ししました。
ひとつは立川市がかかえる人口の構成問題。20~30代の人口が40代以上に比べると少ないそうで、財団としても、20~30代の方ににRISURUホールに来ていただける企画として今回のトクマルシューゴさんオファーに至った事。
じつはお兄さんが立川市の職員。岡崎さんがトクマルシューゴファンでetc。いろいろ裏話も。
編集部もリハーサルの取材という事で、トクマルシューゴさんと上水樽さん、そして彼が率いるチェンバーオーケストラをあらためてチェックしておきました♪♪♬
トクマルシューゴ / Shugo Tokumaru
様々な楽器や非楽器を用いて作曲・演奏・録音をこなす音楽家。2004年NYのインディレーベルより1stアルバムをリリース、各国のメディアで絶賛を浴びる。以降、国内外ツアーやフェス出演、映画・舞台・CM音楽 制作など幅広い分野で活動。2016年、4年ぶりとなるアルバム『TOSS』をリリースし、楳図かずお原作によるミュージカル『わたしは真悟』の音楽を手がけた。2017年には、瀬田なつき監督映画『PARKS パークス』の音楽監修を務めたことをはじめ、『TONOFON FESTIVAL』の開催や、最新アルバムの海外リリースや公演を敢行。そして2018年には、日本テレビにて放送され舞台公演も行われた、新感覚シチュエーション・コメディ『漫画みたいにいかない』の劇伴音楽を担当、同作のサウンドトラックCDをリリースするなど、活動のフィールドをますます広げている。オフィシャルサイトより
上水樽 力 / Chikara Uemizutaru
1990年生まれ。東京藝術大学音楽学部音楽環境創造科を経て、同大学院修士課程音楽文化学専攻音楽音響創造研究分野を首席にて修了。修了時、大学院アカンサス音楽賞を受賞。現在同大学院博士後期課程に在籍中。音楽制作を西岡龍彦、香取良彦両氏に師事。コンサート用音楽作品から、TV、Web CMのための音楽、ドラマ劇中音楽までと幅広い分野で作曲活動を行う。トクマルシューゴ氏とはアニメーションフェスティバルGEORAMA2016で初共演を果たし、最新アルバム『TOSS』において《Lift》オーケストラアレンジと《Cheese Eye》の共同作曲を手がけた。創作活動と並行し、同大学院にて米国のカートゥーン・アニメーション音楽における創作技法とその周辺を対象に研究を行っている。オフィシャルサイトより
それではどうぞ!マネージャーさんからお声がかかりスタジオの中に。
スタジオ内は和やかな雰囲気で曲の演奏をそれぞれのパートに分けて進めているようです。それにしてもトクマルシューゴさんオーラありますね。
上水樽さんは手がけたオーケストラアレンジを実際に音にしていきます。
「もちょっとこう? あっそうそう。それでいきましょう!」プロだなーとつくづく感じます。
オーケストラとバンドのコラボ。オーケストラの奏でる心地よい音に、ギターとボーカルの響きが重なっていきます。音楽の評論家ではない編集部は気の利いた表現ができないのですが・・・
いろんな音が一つのストーリーになって心に響いてくる感じでしょうか。
トクマルシューゴさんのフルバンドは、木琴のおもちゃのような楽器や、子どもが使う様なピアニカ?他にもかわいい楽器など、音が出るものなんでも使うので、とてもフレンドリーな演奏に感じます。
今回、バンドは6人編成(ギターボーカル/ベース/ドラム/トランペット・鉄琴・スティールパン・ピアニカ・アコーディオン・おもちゃなど複数を演奏するメンバー3名)、オーケストラは13人編成(ピアノ/ヴァイオリンⅠ・Ⅱ/ヴィオラ/チェロ/コントラバス/トランペット/ホルン/トロンボーン/フルート/ファゴット/クラリネット/オーボエ)と、ステージ上は最大19名。また、装飾にもこだわって創り上げるステージになるそうです。
リハーサルの休憩時間に少しだけお話を聞くことができました。トクマルシューゴさん、上水樽 力さんお二人とも立川でのコンサートは初めてで、26日にRISURUホールに下見に来たそうです。その日は諏訪神社例大祭で立川の賑わいにビックリしたそうですよ。打ち上げの場所は決まっているんですか?など編集部のインタビューはあまり参考にならないので、すでにしっかりとしたインタビュー記事がアップしてましたのでそちらをご覧ください。
はじめてオーケストラと共演コンサートをするトクマルシューゴさん。立川でしか見られない一夜だけの特別な公演を、ぜひお見逃しなく!
公演特設ページ
トクマルシューゴ特別インタビュー(財団HP)
トクマルシューゴ(フルバンド編成) + 上水樽力チェンバーオーケストラ
2018年9月15日(土)
18:30開場 19:00開演 大ホール
料金:全席指定¥4,500 (税込み)
友の会会員 ¥4,000
未就学児の入場可。2歳以下膝上無料
お席が必要な場合は有料。
≪チケットのお求めは≫
e+(イープラス)
財団オンラインチケット
■ たましんRISURUホール(立川市市民会館) 042-526-1311
窓口販売・電話予約 9:00~20:00
たましんRISURUホール(立川市市民会館)大ホール