8月8日(金)、9日(土)、10日(日)の3日間、客席後方のスライディングウォールが開放された立川ステージガーデンとGREEN SPRINGS全体にLIVEの音が感じられる独特な環境の中、無料の音楽イベント「TACHI FES 2025~音楽を好きになる街へ~」が開催された。
5回目を迎えた今回は「たちフェス」に何度か出演しているどぶろっくやスチャダラパー、今回初出演の一青窈や水曜日のカンパネラなど出演アーティストも毎年ブラッシュアップされ、2日目には入場制限になる大盛況。
ステージ後方やグリーンスプリングスの芝生の広場にたくさんの人であふれ返っていた。

編集部が訪れた2日目と3日目の立川ステージガーデンで行われたライブの様子を振り返ります。
DAY2のヘッドライナーを飾ったのは前回に続き出演のどぶろっく。下ネタを曲に乗せたどぶろっくならではの曲にはやはりくすっと笑ってしまいます。

次のアーティストはたちフェス初登場のチャラン・ポ・ランタン。
妹のモモの歌と、姉の小春のアコーディオンの姉妹音楽ユニットでTBSドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』のオープニング曲が話題を呼んだチャラン・ポ・ランタン。

チャラン・ポ・ランタンの独特なファッションはハンドメイドだそう。
アコーディオンの演奏のみで歌う曲は大道芸やサーカスのような雰囲気で圧倒的なステージでした。

次のステージを待っていると音楽が鳴りだし、
客席に照明が照らされたその先にはなんと!
客席からサプライズ登場の水曜日のカンパネラのボーカルの詩羽さん!

客席のお客さんも突然の登場でびぅくりしたんじゃないでしょうか。近くにいたお客さんはそれにしてもラッキーですね。

この日のライブ、水曜日のカンパネラ一番の盛り上がりは「シャトーブリアン」
曲の前にお客さんと一緒に”シャトーブリアン!”の合いの手を練習!
いつの日か会える ”シャトーブリアン”
あえて塩だけで ”シャトーブリアン”
心躍らせて ”シャトーブリアン”
誰かおごってくれ ”シャトーブリアン”
「シャトーブリアン」食べたくなります。

「招き猫」のセットも迫力満点!「福を招き招き招き招き 入れるのだ さらに」
盛り上がった水曜日のカンパネラのライブでした。

そしてDAY2のとりは3年連続で「たちフェス」出演のスチャダラパー。

「ただ(無料)でライブに来たとは思えない一体感!」と
繰り返しお客さんとの一体感を作りだしライブを盛り上げたMCボーズ!やっぱりfunkyなbrother!

パーパパッパッパッラー パッパッパラー
GET UP AND DANCE!
ファンキーなスチャダラパーのステージ!でした。

大盛況な「たちフェスDAY2」に続き「DAY3」はJAZや大人向けのライブの構成。
トップバッターは Kan Sano (Band Set)
どことなく星野源に似たスタイルの“Kan Sano”。無料で体感できるなんて素晴らしい!ビートの効いた心地よい楽曲でした。

2組目はFUJI ROCK FESTIVALなど国内の大型フェスに出演するShingo Suzuki、mabanua、関口シンゴによるトリオバンド「Ovall」。
メンバー全員がソロアーティスト/ミュージシャン/プロデューサーとしても活動するマルチプレイヤーでソロ演奏がカッコいいステージでした。

3組目は懐かしさと新しさが共存する唯一無二のサウンドを展開する「PYRAMID」。
日本ではジャズとソウルミュージックが融合した「クロス・オーバー」とか「フュージョン」などと呼ばれていた80年代。
クルセイダーズの「Street Life」などフュージョンナンバーを演奏!

DAY3「たちフェス」の大トリは「SOIL&”PIMP”SESSIONS(ソイル・アンド・ピンプ・セッションズバンド)」
「さぁ!座ってないで、踊ろうぜ!」
社長のかけ声で席を立つ観客。

エンターテインメント溢れるTpにSax。バースト寸前の踊れる爆音ジャズで「たちフェス」のラストを飾るSOIL&”PIMP”SESSIONSのステージ!圧巻でした。

入場無料の音楽イベント「TACHI FES 2025~音楽を好きになる街へ~」。
入場規制になるほどの盛り上がりをみせ、会場の立川ステージガーデン、グリーンスプリングスでしか味わえない緑豊かな開放的な環境の中で音楽を楽しめる独自の雰囲気、グルメ、ワークショップ、縁日、ダンスイベントなども楽しむことができ、夏祭りのような高揚感が味わえた3日間。
ポップス、ジャズ、ダンスミュージック等の様々なジャンルで活躍する多彩なアーティストが出演した5回目のたちフェス。
どんなアーティストが出演するか?来年も楽しみです。
TACHI FES 2025 | 立飛グループ創立100周年記念事業