昭和52年に開業したステーキハウスTEXAS(テキサス)
ここはアメリカ南部?カントリーソングが流れ、ウエスタンな雰囲気の店内で、ステーキが食べれるお店として根強い人気のお店、それがテキサス。
やはりコロナの影響でしょうか…
8月10日で43年の歴史に幕を下ろします。
編集部もよくかよったお店でしたので・・・お店があるうちに、テキサスのステーキを食べたい!
テキサスLOSSなのでしょうか。
店内は満席で、最後にテキサスのお肉を食べに来る人が次々と来て、行列ができてました。
タンガリーシャツにエプロンをしたキッチン担当とホール担当のいつもどおりのお二人が迎えてくれます。
ただいつもと違いちょっと忙しそうで…
お待たせしました。
スチールのマグカップにアメリカンコーヒー。
今日はオープンから60組ぐらい来ていてね。お肉がなくなりそうだよ。
とマスター。
お店を閉めると聞いて、お客さんで繁盛しているのは、根強いファンが多いということ。
通ったお店がなくなる、とても寂しいし、オンリーワンの味がもう食べれなくなる・・・
ただ、飲食店の状況がこうなることはある程度予測できたことなので、何か出来なかったのかと複雑な心境です。
いろいろ考えるところはありますが・・・
テキサスと言えばこれ!コーンサラダ。
コーンにトマト、キュウリがタバスコベースの自家製ドレッシングと和えた逸品。
なんといってもビールにあうんです!
南口のテンガロンやウイッシュボーンもコーンサラダを提供してますが、ルーツはこれかなと。
ステーキはカットして塩こしょう、パンパンパンと、ハンバーグはその場でかたちをつくります。
レア?ミディアム?ウェルダン?
鉄板でステーキやハンバーグを絶妙の焼き加減で手際よく調理して、最後に熱々のコーンを載せた鉄板に。
お待たせしました!はい、ビーフね
黙々と上がる湯気と香ばしいステーキの匂いが食欲をそそりますね。この瞬間がたまらないんですよね。
テキサスのビーフステーキは塩コショウのみの味付け。
あとはお好みでステーキソースも良し、マスタードも良し。
編集部はガーリックパウダーにお醤油を垂らしていただきます。和牛と違いお肉の旨みが感じられてしつこくなく、どんどんいけちゃいます。
バターのまろやかさとガーリックのパンチにお醤油がライスにあうんですよ。
ハンバーグもオリジナルのデミグラスソース?がオンリーワンの味で人気メニュー。
ランチはステーキが1500円、ハンバーグが1000円とかなりコスパがいいんです。
他にもシンプルなフレンチドレッシングが絶品のグリーンサラダ、自家製チョリソーもオススメです。
テキサスといえば9日、19日、29日、毎月9のつく日はサーロインステーキが割引になるのですが、連日多くのお客さんが訪れているので、仕入れの状況次第では料理が出せなくなってしまうかもとマスターが言ってました。
テキサスのお肉を食べるには、早めに来店するのが安全かもしれません。
ホール担当のマスターはここで引退するそうですが、キッチンのマスターは国立店で続けるとお聞きしました。
テキサス立川店は幕を閉じますが、国立のテキサスは営業とのこと。
テキサスのステーキ、ハンバーグを食べたくなったら国立のテキサスにいきましょう!
「リーン、リーン」と電話のベルが。テキサス立川店の黒電話はまだ現役でした。
テキサス 立川店
住所:立川市曙町2丁目17−5
phone:042-522-6214
営業時間:11時30分〜21時
文・写真:Yuji Toda
立川新聞編集長/カメラマン
https://www.yujitoda.com/