いつも誰かのために…寄付型の新しいお店に挑戦!たこ焼きとワインで年間100万寄付を目指す「八百喜」

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以前、新型コロナ感染が広がり出した2020年春、カレーを無料でお届けする企画で記事にさせていただいた鉄板焼き『千珠』2代目店主の武藤充英さん

取材した記事以外でもエネルギッシュに活動して、生産者の顔が見える飲食店をめざして、地元立川をはじめ生産者と交流を深めるイベントをたびたび開催したり、環境に関するプラカードを持って立川駅周辺を行進し、地球環境を守る大切さを訴えたり、ボジョレー新酒解禁記念パーティでは、売上金をバングラデシュで出会った孤児たちのためにはじめての寄付活動行ったり、思ったことを行動してきた武藤さん。

その根底には参加してくれる人が楽しみながらできること。その結果が問題提起に繋がったり、誰かのためのチャリティ活動が出来たり。

そして、ここ数年取り組んできたことの延長で、今年、あらたなチャレンジするので取材をお願いされた編集部。

具体的にお聞きしたところ、今まではイベントをとおして問題提起や寄付活動につなげてきた活動を、寄付活動を目指すお店を立ち上げ、たのしみながら誰かのためになるというシステムを構築するという挑戦です。

そのお店が「八百喜」。

年間100万円の寄付活動を目指すお店です。

「八百喜」とは、かつて「千珠」の隣にあるビル1階で営業していた八百屋の屋号。武藤さんの祖父がはじめたお店。店名の「800の喜び」の響き、そして野菜とたくさんの笑顔がまぶたに浮かんでくるように感じて、「八百喜」の屋号を使うことにしたそうです。

八百喜の看板メニューは「たこ焼き」に決定。

それは武藤さんが「たこ焼き」大好きだから、お店で美味しいたこ焼きを提供したいとのこと。

たこ焼きの食材、野菜は地元農家さんのお野菜中心に、たこ焼きに使う小麦は無農薬無肥料で栽培している畑で、すでに種を蒔いて育てているそうです。メインのタコも自ら仕掛けを駆使して釣る計画だそうです。

八百喜からHappyが広がって欲しい想いを込めたお店のロゴ。

頭の中の丸とヘッドフォンがたこ焼き、髪の毛の白い部分はたこ焼きの湯気のように見えますね。

そして今回もう一つの挑戦がクラウドファンディングで応援する人たちを募ること。

今回八百喜の立ち上げにはお店の改装費用として700万円ほどかかるそうで、目標金額250万円はすべて「八百喜」内装費用や店舗準備として活用して、誰かのための支援活動ができるようにお店を盛り上げていきたいと編集部に語った武藤さん。

先に紹介したお店のロゴがプリントされたTシャツが支援者のリターンにもなっているそうです。

【クラウドファンディング】たこ焼きとワインで世界を救うお店を作る!10年間の売り上げで1千万の寄付を目指す

武藤さん

今回の挑戦は「千珠」のような個人店だからこそできる機動性のある活動で、できることを少しずつ広げていくこと、みんなが楽しみながら共に歩んでいくことを、「八百喜」の基本にして活動していきたいですね。

立川新聞

今回のチャレンジは数多くの飲食店がコロナの影響で苦しむなか、寄付型の店舗を常設、そしてクラウンドファンディングで支援者を募り、応援をかたちにする、苦しい時でも立ち上がる力というか…成功を願っています。

お店はKITORIさんが手がけるそうで8月27日にグランドオープン予定。

今は持続可能な社会への取り組みについて考え、行動する世界。ウクライナの状況など緊急の事態も想定されますが…1年後、5年後、10年後の世界のために、持続可能な事を続けるには、武藤さんが実践するようにまずは「楽しむ」こと。

そして、助けたい、支援したい、応援したいことをみんなで考えるテーマにすること。

今の世の中だから考えさせられる大切なことなんだと考えさせられる取材でした。

八百喜
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