一日限定40食のラーメン屋さん「ほじなし」。秋田出身のマスターのセンスに感服しちゃいます。

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シネマ通り沿い、粋な蕎麦和食の「あかつき」さんが、ラーメ屋「ほじなし」に変わって数カ月が経ち、遅ればせながらラーメンをいただきました。

ラーメンの取材話の前にあかつきさん時代の思い出をひとつ。

昨年、飲食店の応援で作成していたテイクアウトMAPでお伺いした時です。おうちのみテイクアウトのお品書きがとても印象に残っていて

「人妻のポテトサラダ」に「好きにして♡生ベーコン」など、店主のセンスに感服したのを覚えてます。

そんなセンスが光る店主は秋田出身で、店名の「ほじなし」も秋田の方言。ほじなし(本地なし)=あほんだら。バカなど。これまた店主のセンスでしょうか。

店内はカウンターに数席とテーブル席が3つほど。カウンターはパーテーションで仕切られて、食べた後のティッシュはゴミ箱へ、コロナ対策もしっかりと対応してます。

店内は古民家の佇まいで落ち着いた雰囲気があかつきさんを踏襲してます。

ほじなしさんのラーメンはその日によってまちまちで、この日は「生姜醤油」と「喜多方十文字」の2種類。それぞれ限定20食。

「まにあってよかった~」とほっとしちゃいます。

編集部は「喜多方十文字」を注文。

お店の奥のほうでラーメンの調理がはじまり、待つこと数分。

「おまたせしました~」とこちらが喜多方十文字ラーメン。チャーシュウにメンマに海苔、なるととたっぷりネギ、そしてスープがしみ込んだお麩がいい!スーッと胃にしみわたるスープに食べ応えのある少し太めのちぢれ麺。

そして編集部推しのライスセット。この小皿がとてもおいしくて、ちりめん山椒に蓮根のきんぴら、週替わりで献立が変わります。

別の日には生姜醤油とライスセットを食べに行きました。ラフテーの様なとろっとしたお肉に、豚バラのチャーシューの豪華2種類に味玉、メンマ、ほうれん草に海苔、たっぷりのネギで具沢山ですね。生姜の香りがすーっと入ってきてさっぱりとしているけ土しっかりしたスープのコク。

そしてお決まりのライスセットは3種類のお惣菜。辛味大根のおろしが最高に美味しかったなぁ~。

営業時間は当面の間ランチ営業のみ14時30分まで。この看板が出ているとあっー食べれない・・・となりますので早めに行きましょう!

最後に、ラーメン屋さんに業態変更することはコロナの影響ではなく予定通りだそうで、この先ラーメン屋「ほじなし」から更なる業態変更もあるそうです。それにしても蕎麦屋にラーメン屋さん、ユーモアと味覚のセンスに溢れるマスターにやられちゃいます。

何屋さんに?とマスターに聞きたいところでしたが、この先の楽しみにしておきます。

ほじなし

立川市高松町3丁目26−16 phone: 042-523-4361

文・写真:Yuji Toda
立川新聞編集長/カメラマン
https://www.yujitoda.com/

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